人生にSTORYを持つ人々の壮大な生き方のイベント『Mrs of the Year』の全国大会にてSENLY最優秀賞に選ばれた人に贈られたのが植松晃士氏との対談掲載。今回は原 鈴美さんの人生STORYを紐解きます。
エステサロン経営
ヨガインストラクター
原 鈴美さん(28歳)
25歳で結婚、3年目には出産を機に関東から愛媛県にあるパートナーの実家に引っ越し、3世代同居となったという原さん。子育てを手伝ってもらえるという同居の利をいかして、エステサロンとヨガ教室を運営するなど忙しく働く毎日を送っています。今回はどんな予期せぬ状況に陥っても、明るく“今の自分”を楽しむポジティブな生き方を取材しました。
―原さんは知らない土地に移り住んで、そこでヨガ教室を開かれたんですよね? さらに今はエステサロンも経営していて。どなたかお知り合いが場所や人を紹介してくれたのですか?
いえ、すべて自分で開拓しました。朝ヨガと寝巻きyogaのお教室をお寺で開催しているんですが、それはもう何件もお断りされました。そしてようやく清涼院法然寺さんが受け入れてくださることになって。人集めも大変でした。周辺のお店にお願いしてポスターを貼ってもらったり、ポスティングも自分で行いました。そのかいあって、今では200人ほどの生徒さんが通ってくれるようになりました。
ヨガとお寺って親和性が高いし、とても雰囲気のいいレッスンができるようになったので、くじけずにアプローチを続けてほんとうによかったと思っています。
お寺でのヨガ以外にイベントレッスンも行っていて、幅広い方々と交流できるのがとても楽しいです。
―ヨガだけじゃなくエステサロンも始めたのはなぜですか?
私はもともとエステティシャンとしてお勤めしていたんです。なのでエステサロンを開いたのは私の中で自然な流れでしたが、そのきっかけとなったのはメイクです。周りの人と接している中で、メイクの知識量の個人差にびっくりすることがあって。私自身はメイクが楽しいので、多くの人にもっと自分を楽しめるようメイクやスキンケアを紹介できる場を作ろうと思ったんです。
人と比べる人生じゃなく
「自分は自分、それでいい」と
ヨガが気づかせてくれた
エステティシャンをしていた独身時代は、人間関係や会社のことですごくストレスがたまっていたんです。もともと自分が納得しないと物事を進められない性格で、そのころの上司と折り合いが悪くなってしまって。
その結果、中国の店舗に転勤するか今の職場を退職するかの二択を迫られた形で、結局退職しました。
そんなストレスフルな生活を送っているときに、先輩が勧めてくれたのがヨガでした。ヨガを始めてからは心の在り方が変わってきて「自分は自分でいいんだな」と心がほぐれていきました。
―自分と人を比べなくなって、何か変化はありましたか?
ありました!「理不尽だな~」って思う人と関わったり何か事件があったときでも、しなやかに対処できるメンタルが磨かれたと思います。許容範囲が広くなったというか。子育てしていることも影響していると思いますが。
妻・母・嫁・社会人
4つの顔すべてが私自身だから
無理なく自然体でいられる
―お仕事をしながら子育てもして、大変ではないですか?
大変というか、常に時間に追われています。家事も仕事も子育てもやらなきゃならないので。どれも大切なことなので、いつも全力投球してる感じです。とはいえ主人や嫁ぎ先の家族も私のことを理解していろいろ協力してくれるので、とても幸せな環境にいると感じています。
最近は仕事に追われて外出している時間が長くなったせいか、家を出るときに娘に「仕事に行ってくるね」というと「また来てね」って言われちゃうほど。
―これからどんな活動をしていきたいですか?
ずっと若々しくきれいでいたい。それが私のモチベーションです。メイクをすると背筋が伸びるし、スキンケアやボディケア、ヘルスケアなど自分に手をかけてこそ、本来の自分に出会えるんだと思います。
私はこれからもっとそれを人に伝えていく仕事をしていきたいです。
原さんのInstgram
@hara03.yoga_danam
フェイシャル専門店 Diamond truth 松山
@diamondtruth_matsuyama