元サッカー日本代表として長年アスリートとして現役生活を送った鈴木啓太さん。引退後はアスリートの便を研究する会社を立ち上げ“腸活”のスペシャリストに!アスリートの腸内研究から生まれたサプリ「aub BASE」は累計販売数10万個を突破し注目を浴びている。知っているようで知らない「第二の脳」と呼ばれる腸の働きを促すアップデートされたホットな“腸活”をお届けします。
──日常生活の中で一般の人はどんな“腸活”をするのがいいのでしょう?
腸内環境を整えるには、この3ステップが上手く循環してこそ“腸美人”に!
最新の腸活を鈴木啓太さんに伺いました。
1. 毎日違う菌を摂ること!
私たちがよくお伝えしているのは、まず菌を摂りましょう! ということです。ヨーグルト、お味噌、キムチ、納豆などの発酵食品を摂ること。そして大事なのは菌の多様性。日々、違う菌を摂るのがベストですね。例えばヨーグルトも、毎日違うヨーグルトを食べてみてください。ヨーグルトの場合は、お砂糖が入っているものもあるので、そこは気を付けてほしいですね。糖分はフルーツなどで取り入れるのがおすすめです。
よく韓国の方の肌がなぜキレイなのか注目されていますが、恐らくそのひとつに毎食乳酸菌を摂っているからだと思うんです。例えば韓国のお店に行くと、キムチだけでなく前菜が10種類くらい出てきますよね?乳酸菌などいろんな菌が入った発酵食の前菜をバリエーション豊かに食べられるのはすごくいいですよね。
写真はイメージです。
2.菌を育てて活性化させる
菌を摂ったら、次はお腹の中で摂った菌を育てましょう。これが何かというとお腹の中の菌にエサを与えることです。その菌のエサとなるのが食物繊維。特に水溶性食物繊維とオリゴ糖です。僕自身、研究するまで知らなかったのですが、食物繊維って1種類だと思っていたのですが、食物繊維にもいろんな種類があり、食材によって食物繊維の種類も違うのです。
フルーツ、海藻類(わかめ、昆布、ひじきなど)、お野菜の中でもキャベツ、きのこ類では違う食物繊維になります。どうしていろいろな食物繊維を摂ったほうがいいかというと、皆さんの好きな食べ物が違うように、菌も好きなタイプが異なるんです。菌の多様性を高めるためには、いろんな食物繊維のエサをあげなくてはいけない。菌を摂るということと、菌を育てるということを両方トライしてみてください。
ある日の鈴木さんの夕食。さまざまな食材を摂っているのが分かる。
ひとつの栄養のあるものをドンッと摂るのではなく、いろいろな菌をバランスよく摂ってください。それは栄養学的にも、腸内細菌学的にもいいことづくしなんです。その多様性が育っていくと、腸内環境がよくなって短鎖脂肪酸を作り出す状況になりさまざまなインナービューティを含めて健康的になっていきますよ。
あたたかい具沢山スープも大人の腸活に有効。
食材を増やすだけで、腸活になるんです。今、研究で分かっているのは2歳から6歳くらいで、ある程度腸内環境のベースが決まってしまうんですね。子供の時に、どれだけいい腸内環境を作ってあげられるかというもの大事ですね。
腸内フローラをケアする酪酸菌や乳酸菌、糖化菌、ヒト由来のビフィズス菌など約30種類の多様な菌を配合した粉末食品。お子さまの好きなお飲み物、食べ物に混ぜて使える無味無臭の粉末タイプ。
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30包/1箱〈約30日分〉 ¥6,140(税込)
AuB
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次回は、腸活ファイナル・ステップの「守る」ためにすべきことにクローズアップします。
【PROFIRE】
鈴木啓太/元サッカー日本代表。浦和レッズに16年間所属し、長い間トップアスリートとして活躍。引退と同時に腸にフォーカスした会社「AuB」を設立。腸に関する研修や講演を通して、腸活の重要性を伝える啓蒙活動にも力を注いでいる。サッカーをはじめ、ビジネス、コンディショニングまで、幅広いジャンルにフラットな目線で切り込む人間力で人気のYouTubeは25万人フォロワーを誇る。
Instagram:Keita Suzuki
YouTube:Keita Suzuki
text:MIYUKI NEZASA