元サッカー日本代表として長年アスリートとして現役生活を送った鈴木啓太さん。引退後はアスリートの便を研究する会社を立ち上げ“腸活”のスペシャリストに!アスリートの腸内研究から生まれた腸活サプリ『aub BASE』は累計販売数10万個を突破し注目を浴びている。知っているようで知らない「第二の脳」と呼ばれる腸の働きを促すアップデイトされたホットな“腸活”をお届けします。
──日常生活の中で一般の人はどんな“腸活”をするのがいいのでしょう?
腸内環境を整える3ステップが上手く循環してこそ“腸美人”に!♯2で紹介した腸活STEP1「菌を摂る」、腸活STEP2「菌を育てる」からファイナルSTEP3の「菌を守る」ための最新の腸活を鈴木啓太さんに伺いました。
STEP3.菌を守る
腸を「守る」という観点で一番大事なのが
朝起きたらすぐ歯を磨くこと!
腸に歯周病菌を入れない!
実はこれが腸活の中でもホットな話題。誰しも口の中に虫歯菌と歯周病菌を多少持っているのですが、特に寝ている間に増殖するんです。
この歯周病菌は、お腹の腸内細菌にとって一番よくないと言われています。
口をゆすぐことで多少は取れますが、ブラッシングをしないと取れません。
朝起きたら、まず歯をブラッシングして歯周病菌を掻き出すことを習慣に。
歯周病菌がお腹の中にいると、腸の壁に穴を開けてしまうことがあり、それによって認知症や大腸がんになる可能性が高まるということで、現在研究が進んでいるそうです。
歯をブラッシングしたあとに
冷えた腸を白湯で温める
菌が活性化する温度が37度と言われています。
免疫が大事で、だから体温をあげましょうというのも、
腸が免疫機能の7~8割を作っているので、腸を温めて活性化させることが大事なんです。
簡単に取り入れられることでおすすめなのが、腹巻きをして寝ること。体温は寝ているときに下がっていきます。朝起きるタイミングのときが、一番冷えている状態になっているので、お腹を温めていただきたいですね。お腹が冷えてしまうと、免疫機能も下がってしまうので、お腹だけは冷やさないように。朝、歯をブラッシングしたあとにまず白湯を飲むと、活動と共に体温が上がっていきます。
適度な運動を習慣に
お風呂に浸ったり、運動をすることも腸にとっていいんです。
酪酸菌を増やすためにも継続的に運動をすることも大事です。
日々の生活の中で、ちょっとでいいので運動を習慣にすることを意識してみてください。
菌たちがお腹の空いている状態のときに
食物繊維をたっぷり取り入れて、しっかり噛む
しっかり噛むことで、唾液から消化酵素の「アミラーゼ」が分泌されるので、胃で消化されやすくなります。しっかり噛んで消化酵素を出すとビフィズス菌などがたくさんでますよ。
便は60~70%が水分で出来ていますが、残りの30%が何か想像されるときに、食べ物のカスだと想像するひとが多いのですが、大体5%ほど。あとは腸壁が剥がれ落ちていくんです。剥がれ落ちたものを修復しているのが「短鎖脂肪酸」になります。
忙しい現代人は腸内細菌のエサとなる、オリゴ糖と植物繊維成分が配合されたサプリメントを摂るのもおすすめ。
aub BASE
1袋 90粒(約30日分)¥8,140(税込)
AuB
https://aubstore.com
「お腹を冷やさない」「よく噛んで食べる」など、昔から言い伝えられていることは、実は腸と直結していることが多いんです。
ただ夏は冷えた美味しいビールやシャンパンを飲みたいですよね。全てを制限して神経質になるのではなく、食後はあたたかいお茶をいただくなど、バランスを取りながら腸活を継続していくのが、今の時代のライフスタイルに合っていると思います。
【PROFIRE】
鈴木啓太/元サッカー日本代表。浦和レッズに16年間所属し、長い間トップアスリートとして活躍。引退と同時に腸にフォーカスした会社「AuB」を設立。腸に関する研修や講演を通して、腸活の重要性を伝える啓蒙活動にも力を注いでいる。サッカーをはじめ、ビジネス、コンディショニングまで、幅広いジャンルにフラットな目線で切り込む人間力で人気のYouTubeは25万人フォロワーを誇る。
Instagram:Keita Suzuki
YouTube:Keita Suzuki
text:MIYUKI NEZASA