フォションホテル京都は、2021年にフォションホスピタリティとして日本初・世界で2軒目として誕生。「FAUCHON Meets Kyoto」をホテル全体のコンセプトとして、京都の街を楽しんだあと、ホテルに帰ると「パリを味わえる」「フォションを味わえる」という新しい滞在が魅力です。京都の街とパリの共通点をホテルのホスピタリティやデザインに込めた、唯一無二のホテルです。
そんなフォションホテル京都は今年5月、スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(Small Luxury Hotels of the World 以下SLH)へ加盟。これにより、SLHのロイヤルティプログラムであるSLH Club会員の方々だけでなく、SLHとパートナーシップを提携しているヒルトン・オナーズ会員も便利に利用できるようになりました。

SLHへの加盟に伴い、いくつか魅力的な取り組みがあります。
その1つにソファベッドが導入された客室が拡充。3名利用できる客室が増えることで、家族連れやグループでの利用においても利便性が向上し、より快適に滞在できます。
2つ目はグルメホテルでのエクスクルーシヴな体験として提供しているフォションラウンジが、さらに磨きがかかってグレードアップ。ラウンジ提供メニューには、フォションホテル京都流にアレンジされた京都のおばんざいが加わり、京都の土地でとれた旬の野菜や身近な食材を楽しみ、ホテル内で豊かな京都の食文化に触れることができるようになります。

さらに、「Considerate Collection(思いやりのあるコレクション)」という環境に配慮した基準を設けるなど、フォションホテル京都が行う取り組みは、持続可能な意義を再確認させてくれます。ホテルの井戸から汲み上げる京都の地下水「千年水」※を、館内全ての水資源として適切に使用し、サステナビリティに貢献する取り組みを行っています。千年の都・京都では平安京の時代より新鮮で良質な地下水が利用され、茶道、日本酒、和菓子、豆腐、湯葉、京料理など日本を代表する豊かな食文化を育んできました。この京都の地下水で淹れた紅茶、リラックスできるバスタイムのお湯、客室での飲料水に利用できます。
そして何よりの自慢は、千年水でひいた出汁と京都近郊の新鮮な厳選食材をフォションならではのフレンチ技法で生み出された料理。
また、その特別な料理をさらなる高みへ誘う特注の和食器を用いたメニューも選択肢に加わります。京都・清水焼を代表する現代の陶工である八代清水六兵衞率いる六兵衛窯によるフォションホテル京都のためだけの作品は、ホテルから徒歩圏内の工房で制作され、レストランエントランスに佇む清水六兵衞作品とも共鳴する魅力を放っています。食材だけでなく出汁にも食器にもこだわった「フォション京フレンチ」を堪能してみては。
※フォションホテル京都の井戸の名称「千年水」に由来する地下水の呼称。
SLHロイヤルティプログラム「SLH Club」(https://slh.com/about-slh/our-club)では、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、客室アップグレードなど、会員ランクに応じた様々な特典が用意されています。京都旅行の際は、フォションホテル京都で魅力的な特典を活用してみませんか。
フォションホテル京都
フォションホテル京都
京都府京都市下京区難波町406
https://hotelfauchonkyoto.com/
text:KAZUMI KAWAKAMI
2025.08.30