ランプやフラワーベースなど、誰もがその作品をいちどは目にしたことがあるアール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸家エミール・ガレ。 その創作において重要な役割を果たした万国博覧会に焦点を当てた2025年度 特別展「万国博覧会のガレ」が、いよいよ会期終盤を迎えています。
パリでは1855年から1900年までに5回の万博が開かれました。エミール・ガレは、パリ万博で回を重ねる毎に成功を勝ち取っていったのです。ジャポニスムの熱狂を体験した1867年、若き工芸家としてデビューを飾った1878年。エッフェル塔が建設された1889年に初のグランプリを獲得、1900年に再びグランプリに輝き、工芸家としてのキャリアの頂点に立ちます。時代を超えてなお瑞々しい、ガレの美意識と創造の軌跡。この機会を逃すことなく、春の気配を感じる長野県諏訪・北澤美術館まで、心を満たす小さな旅を計画してみてはいかがでしょうか。
◆開催概要
会期 開催中~2026年3月10日(火)まで
会場 北澤美術館
住所 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
時間 9:00~17:00(最終入場は閉館30分前まで)
休館日 2月24日(火)
観覧料 大人(高校生以上) 1,000円、中学生 500円、小学生以下 無料
※団体(8名以上)は各料金より100円引き
TEL 0266-58-6000
text:UMI TSUKINO
2026.02.10