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唯一無二の名門山岳ホテル
「上高地帝国ホテル」で寛ぎの時間を

唯一無二の名門山岳ホテル<br>「上高地帝国ホテル」で寛ぎの時間を

かつて「神降地」とも呼ばれた神聖な土地。今では、年間120万人もの人々が訪れる、日本が世界に誇る山岳景勝地・上高地。芥川龍之介は、何度となく訪れた上高地・河童橋を題材に、小説『河童』を発表したそう。雄大な自然を誇る、標高1500メートルのこの地に昭和8年(1933年)、日本初の本格的山岳リゾートホテルとして誕生したのが、上高地帝国ホテルです。緑の中に映える昔ながらの赤い三角の屋根と丸太小屋風の外観は、レトロ感がありながら新鮮な印象。そして、歴史あるホテルならではのホスピタリティで迎え入れてくれます。ロビーラウンジには、上高地帝国ホテル全体の暖房器具としての役割を果たすマントルピースが。営業開始から6月中旬、9月中旬から11月営業終了までの期間、17時から始まる「マントルピース点火式」は要チェック。パチパチと薪が燃える音を聞いていると心穏やかになります。また、ホテル館内の水は六百山の湧き水を引き込み使用し、散策時に自由に持参できるよう、ロビー1階に「水汲み場」を設置してあります。宿泊するならぜひ、山小屋風の客室から穂高連峰の雄大な景色を楽しめる専用のベランダ付の客室を。4月下旬~11月上旬の期間しか宿泊できないから、思い立ったら急いで予約を。

ベランダ付客室
ベランダ付ツイン:穂高側に面した客室
デラックスツイン(ベランダ付):焼岳、または穂高連峰に面した客室
ファミリータイプ(ベランダ付):独立したツインルームを2室つなげた客室
スイート(ベランダ付):ベッドルームとリビングルームを備えた客室
2ベッドルームスイート(ベランダ付):2つのベッドルームの間にリビングルームを備えた客室
             

上高地帝国ホテル
長野県松本市安曇上高地
宿泊予約専用 (Reservations):0263-95-2006
https://www.imperialhotel.co.jp/kamikochi

text:ERI NAKAO

2024.06.22
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