石川県が誇る名湯、山中温泉。その地で創業800年という途方もない歴史を紡いできた老舗旅館「白鷺湯たわらや」が、この冬、新たな魅力を開花させました。美しい渓流「鶴仙渓」の絶景を望む、最新のフィンランド式サウナと半露天風呂が11月にオープンしました。
2023年4月と2025年10月にプライベートサウナ付きの客室をオープンしたところ、非常に人気が高く、「大浴場にもサウナを作って欲しい」という多くの声をもとに今回のリニューアルを実施したそう。

大浴場「河鹿」に鶴仙渓流の絶景を愉しみながら入ることができるフィンランド式サウナ・水風呂・半露天風呂・外気浴チェア・温泉(半露天風呂)が、1つのエリアに集結した贅沢空間が誕生しました。サウナは10名まで使えるゆったり設計。サウナの後は冷えた水風呂、そして森林に囲まれた渓流の瀬音を聴きながら外気浴。外気浴にはインフィニティチェアも。目の前の半露天風呂で、山中の湯を堪能できます。こだわりポイントは、サウナ・水風呂・外気浴チェア・温泉(半露天風呂)が1か所に揃っており、数歩以内で移動できる究極の導線です。他にもシャワーブースに加えて、給水スポットもあるので、途中で外に出ずとも存分にサウナを楽しめます。


宿のもう一つの楽しみであるお食事は、加賀懐石で加能ガニなど石川のグルメを堪能。のどぐろの宝楽焼や能登牛など、石川の高級食材を贅沢に使用した特選会席に加えて、冬季限定で、地蟹(加能ガニ)をふんだんに使った懐石料理がスタート。地元の銘酒と合わせてゆっくり楽しめます。

山中温泉「白鷺湯たわらや」は、伝統の温泉文化に、最新のフィンランド式サウナというウェルネスの要素を取り入れ、唯一無二の滞在体験を創り上げました。サウナで体が整った後にいただく、冬の贅沢「加能ガニ」の懐石料理は、きっと格別の味わいとなるでしょう。歴史と自然が織りなす極上の宿で、伝統と現代のウェルネスが融合した、五感を満たす至福の旅を体験してみませんか。
白鷺湯たわらや
石川県加賀市山中温泉東町2丁目へ1
https://www.tawaraya.co.jp/
text:KAZUMI KAWAKAMI
2025.12.17