江戸時代から長崎街道の宿場町として栄え、人々に親しまれてきた嬉野温泉。和多屋別荘は、嬉野川に沿う、２万坪の広々とした敷地に佇む、天皇陛下、雅子さまもお泊りになったことがある、由緒ある老舗温泉宿です。
そんな名宿が新しい旅のスタイルとして提案しているのが「Well-BEINGプログラム」。WELL-BEINGとは「人にとってよりよいもの、人間らしさを生み出すもの」を意味します。和多屋別荘が提案する【嬉野WELL-BEING】とは、嬉野の地・人・物・事をかけ合わせ、すべてにおいて嬉野に根付いたWELL-BEINGのプログラム。
「整える」「食べる」「知る」の３つのテーマを軸とし、『嬉野だから、和多屋別荘だからこそ叶う唯一無二のプログラム』。単に宿泊するだけでない、ここでしか体験できない新たな旅の過ごし方を楽しめます。
【整える】
「温泉」
内風呂・露天風呂・サウナを備えており、重曹泉で入浴後にはつるつるとした美肌効果を実感できます。館内には大浴場・露天風呂も完備。
「河畔サウナ」
嬉野川を目の前に、月を望むためのテラス「月見台」でアロマの香りと、うれしの茶を愉しむ「嬉野河畔で愉しむ極上サウナ体験」。川沿いのかけ流し温泉と、水鳥の姿を愛でながらくつろぐ外気浴。自然に恵まれた嬉野で、心と体のリチャージを。
※『河畔サウナ』は令和７年６月30日（日）まで一時休業し、リニューアル改装中。７月７日（日） リニューアルオープン予定日。
タイ古式マッサージとリンパマッサージを融合させ「オリエンタルスパ」でリラックスもおすすめ。
【食べる】
「おにぎり神谷」
にぎりびと・神谷よしえが、上質な空間で心を込めた特別な時間を提供。嬉野の地において５代100年超続く、お茶農家・永尾豊裕園のうれしの茶と、同じ嬉野の地と水で育ったお米が生み出すマリアージュ。手から手にお渡しするおにぎりと、永尾豊裕園のお茶や、お味噌汁・お漬物に舌鼓。プレミアムでは茶師・永尾裕也がおにぎりに合わせて嬉野茶をペアリングしてくれます。
◆体験料金 通常￥5,500／プレミアム￥11,000
「日本料理利休」
「美味礼賛」をテーマに、一皿一皿に情熱を込めて創り上げた料理の数々。
季節の味覚が織りなす、五感で味わう至福のひとときを、きたの茶園と瀬頭酒造のコラボレーションの魅力と共に、堪能して。
「李荘庵」
佐賀の地で生まれた究極の器と食材。最高の佐賀牛を中心に、佐賀の食材が織りなす、最上の佐賀づくしの世界は魅力と感動でいっぱい。
【知る】
「フレグランスバックの創香体験」
「Yohaku」の５種のブレンドオイルと白檀、桂皮、ラベンダーなど、天然の香原料を調香師が開発したレシピに則り掛け合わせることで、フレグランスバッグを創ることができます。
「Yohaku」ブレンドオイル、およびレシピは、50年の経験と知識を持つ日本香堂調香師・堀田龍志氏が担当。創香したオリジナルなフレグランスバックは、バッグや引き出し、ポーチなどに忍ばせて香りを楽しめます。
◆体験料金 ￥4,400
「練りきり室 季節ごとの練りきりを作るワークショップ」
“食べられる芸術作品”として位置付けられている、練りきりが紡ぎ出す世界を、自らの手で作る喜びを体験できます。
◆体験料金 ￥4,950
２万坪の広大な敷地には、建築家・黒川紀章設計によるタワー棟のほか、日本伝統の数寄屋造りの「水明荘」も。佐賀鍋島藩の別邸を移築して造り上げた、特別貴賓室「洗心」は、昭和天皇・皇后両陛下をはじめ、多くの貴人や著名人をお迎えしている客室。折上格天井総檜造りの和室に、四季を彩る専用庭園とテラスデッキ付きの露天風呂など、伝統とモダンが融合する贅沢な空間。最上級のおもてなしによる特別なひと時を過ごして。
100㎡以上のゆったりした水明荘「 白竜」は、客室が川に面しており川や水鳥を望むことができます。水明荘の客室は全室檜風呂付になっており、露天風呂を備えた客室もあります。
館内には他にも、うれしの茶専門店、書店、香所「香十」をはじめ、ピエール・エルメが選りすぐった日本の素晴らしいものを日本から世界へ発信するコンセプトブランド「Made in ピエール・エルメ」など、魅力的なショップが充実。温泉と食事だけではない、新しい旅の提案が随所に散りばめられている「和多屋別荘」。数日滞在して、嬉野の土地、文化、自然から刺激を受けつつ、心から寛げる時間を過ごしてみませんか。
和多屋別荘
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
0954-42-0210
【離れ】水明荘 特別貴賓室 「洗心」 2名1室 1名￥132,000～
【離れ】水明荘「白竜」 2名1室 1名￥66,000～
text：KAZUMI KAWAKAMI
