SENLY連載
『美神ドクター12人に聞く！ イマドキ美容通信』 どんなささいなトラブルでも対応したい。 肌がきれいになることで前向きになれます。

美容皮膚科が増えている今、肌悩みを相談しに行きたいけれど、どこがいいのか、どんな先生がいるのか、不安はありませんか？　そんなSENLY読者のために、編集部が選りすぐりの12人の美しいドクターに取材。どんなクリニックでどんな施術をしてもらえるのか、先生方のキレイの秘密は何なのか。SENLY編集部の植松晃士がいろいろなお話を伺います！
第９回目は東京・調布　調布スキンケアクリニック院長の中島 由美先生です。

「女性の悩みに寄り添いながら
調布の皮膚科といえばここ、と言われるような
多岐にわたる治療をご提案したいです」

東京・調布　調布スキンケアクリニック
中島 由美先生
大人も子どもも、親子でも通いやすいクリニックを目指して、中学と高校時代を過ごした調布で3年前に開業。子どもの頃から肌のトラブルに悩まされてきたご自身の経験を土台に、あらゆる肌悩みにアプローチすべくさまざまな施術メニューを用意。大人の女性にはフェムトラブルの相談・治療も。

それぞれのライフスタイルに
合ったスキンケアを

「こちらで青春を過ごしたそうなんですが、地元愛ですね」（植松）
「地元愛、というと大げさですが、好きな場所ですね。都心から近すぎず遠すぎず、ちょうどいい距離感です」（中島先生）
「調布という場所がら、やはりファミリー層が多いのでしょうか」（植松）
「肌治療をメインに、子どもから大人まで診察しています。女性には自費診療にはなりますが、エイジングの治療もいろいろと取り扱っています」（中島先生）
「大人女性はどのようなお悩みが多いですか？」（植松）
「シミ、しわ、たるみが多いですね。シミにはレーザー、しわには注射、たるみにはHIFUや糸リフトなど、その人の症状やライフスタイルに合わせて提案しています」（中島先生）
「アートメイクやフェムケアなど豊富なラインナップで心強い。美肌治療を入り口に、いろいろな悩みが相談できそう」（植松）

保険診療で円形脱毛症や乾癬、
白斑といった肌悩みも解決できます。

「こちらには、紫外線治療器があるとお聞きしたんですが」（植松）
「エキシマライトですね。局所に症状がある尋常性白斑、円形脱毛症、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬などに対応しています。保険診療で治療可能です」（中島先生）
「働く女性には、ストレスや加齢で円形脱毛症になる人が多いらしくて。なかなか相談しにくいですからね。でも、エキシマライトで治療可能？」（植松）
「個人差はありますが、改善するといわれています。週１回の施術を３か月くらい続けていただきます。照射は１分程度で傷みもありません」（中島先生）
「薄毛治療もやっていますか？」（植松）
「サプリメントや塗り薬など自費にはなりますが、いろいろとご用意はあるので相談してみて下さい。治療と同時に行うとより効果的だと思います」（中島先生）
「エキシマライトはアトピーや乾癬、白斑にもいいんですって？　僕が若い頃はパスポートを持っていないと人間じゃない、といわれるようなバブル世代だったから、海外旅行にさんざん出かけてものすごく日焼けしちゃって。今になって腕に白斑がところどころ出てきているですけど」（植松）
「少しありますね。でも、実は、老人性の白斑には対応できなくて…。遺伝性、免疫系の疾病の治療に使っています」（中島先生）
「そうなの!？　やはり素人判断じゃなく、診察していただかないとね」（植松）

エキシマライト　【エクシス308 JMEC】

尋常性白斑の治療前後写真

虫刺されや日焼けといったこの時期のトラブル。
自分でなんとかせず皮膚科に相談を！

「先生もお子さんがいらっしゃいますが、お子さんのスキンケアはどうしてます？」（植松）
「まだ暑い時期が続きそうですが、どんなときでも保湿と紫外線ケアが基本です。この時期は虫刺され対策も必要。虫よけは大事ですね。刺された後、なかなか治らないというお子さんは多くて、そんなときは遠慮せずに来院してください。保険診療で塗り薬が出ますから、大人の方も気になったら診察へ」（中島先生）

「ここ最近、紫外線のあまりの強さに驚きですが、親子ともどもうっかり日焼けも注意したほうがよいですか？」（植松）
「日焼けは炎症ですから、冷やすといいですね。ただ、赤みがひどい場合は皮膚科へ。トラネキサム酸を服用する、ステロイドを塗るなど対策はいろいろあります。気軽に行ける皮膚科を目指しているので、どんなことでも聞いてほしいです」（中島先生）

どんなささいなトラブルでも対応したい。
肌がきれいになることで前向きになれます。

「子育てとお仕事と、かなり大変かと思いますが、お休みは何をしてますか？」（植松）
「家族と過ごすこともリラックスの一つですが、とにかくひたすら寝ます（笑）。22時くらいにはもう寝て、その代わり朝早く起きるようにしています」（中島先生）
「そんなに忙しくても、やはり美肌キープできてますよね」（植松）
「フォトやマッサージピール、HIFUなどは定期的にしています。また、若いころからの悩みでもあるニキビはできやすい肌質なので、レチノールやビタミンC、アゼライン酸配合のコスメを使っています」（中島先生）
「開業して３年ということですが、この先のビジョンは何ですか？」（植松）
「大学病院や総合病院、様々なクリニックにて勉強したことを活かして、微力ながら地域の皆様のお力になれたらいいなと思っています。一般皮膚科から美容皮膚科まで対応可能ですから、どんな方でもどんな悩みでも相談してほしいです。肌がよくなってくると気持ちも変わりますから！」（中島先生）

お話を伺った先生
東京・調布　調布スキンケアクリニック
中島 由美先生
2010年3月筑波大学医学専門学群医学類卒業。東京医科歯科大学　初期研修。
東京医科歯科大学皮膚科　入局。東邦大学医療センター佐倉病院、JAとりで総合医療センター、墨東病院にて勤務後、2021年に調布スキンケアクリニックをオープン。

日本皮膚科学会認定専門医
日本皮膚科学会
日本美容皮膚科学会
日本抗加齢学会

　　　　　　　　　　　　　

調布スキンケアクリニック
東京都調布市布田4丁目17-10　
セントラルレジデンス調布B1
042-426-4612
https://chofu-skin.com/

text：ERI NAKAO