FOOD
2025ラグジュアリーホテルのご褒美クリスマスケーキ3選

季節はまだ秋ですが、クリスマスケーキはすでに予約が始まっているところも。年に一度の特別な夜を彩るにふさわしいクリスマスケーキは、毎年“完売必至”の人気ぶり。だからこそ、早めのチェックが正解です。今回は、とっておきの聖夜を演出する、ラグジュアリーホテルの極上クリスマスケーキ3選をご紹介します。
■コンラッド東京
まずひとつめは、「コンラッド東京」。世界的な製菓コンクールなど数々の受賞経験を持つエグゼクティヴ ペストリーシェフ、岡崎正輝(おかざきまさき)氏が率いるペストリーチームが作り上げるケーキ5種はどれも上質な仕上がり。中でもひときわ目を惹くのが、クリスマスオーナメントから着想を得た「ビジュー」(直径17cm/¥7,200)。ホワイトチョコレートムースの中に、タヒチ産バニラを使用したクレームブリュレ、いちごのジュレ、ピスタチオ風味のスポンジ、そして薄く焼いたサクサクのクレープ生地が重なっています。いちごの甘酸っぱさとピスタチオのコクを包み込むようになめらかなクレームブリュレが溶け合ってメリハリのある味わいに。ホワイトチョコレートのオーナメントが特別感のあるアクセントになっています。
予約期間:~2025年12月22日(月)
予約方法:公式サイトにてクレジットカード決済
https://conrad-tokyo.hiltonjapan.co.jp/restaurants/lp/christmas-sweets
■東京マリオットホテル
2つ目は「東京マリオットホテル」。聖夜を華々しく祝うにふさわしい「RED」をキーカラーにパティシエとシェフの感性が表現された美食の数々の中から、とくにおすすめしたいのが「Rose(ローズ)」(高さ12cm×直径18cm/¥18,000 ※限定15個)。パティシエが1枚1枚全て手作りで丁寧に仕上げたバラの花びらを模ったチョコレートをデコレーション。チョコレートの生地に、ドンペリニヨンとマダガスカル産バニラを合わせたクリーム、バラのジュレ、ガナッシュクリームを重ね、見た目も味わいも高貴さを感じられる仕上がりです。チョコレートはフルーティーな酸味が特徴のマダガスカル産と強いカカオ感が特徴のパナマ産コトワ農園のカカオをブレンドしたビーントゥバーのホテルメイド。パティシエのこだわりを凝縮した逸品は、毎年受付開始日に完売するという限定ケーキなので、ぜひお見逃しなく。
予約期間:2025年10月1日(水)10:00~12月15日(月)
予約方法:オンラインのみ(事前決済制)
https://www.tablecheck.com/shops/tokyo-marriott-g-pickup/reserve
■フェアモント東京
そして最後にご紹介するのは「フェアモント東京」。7月の開業後初めて迎えるクリスマスシーズンでは、「グレースフル クリスマス」をテーマに3種のクリスマスコレクションを展開。その中の一つ、可憐な色合いのブッシュドノエル「ロージー スノー ログ」(高さ11.5cm×横10cm×縦13cm/¥8,000)は、北海道産の濃厚でクリーミーな味わいのマスカルポーネに、ライムの爽やかな酸味を加えることで、軽やかで上品な後味に仕上げました。外はさっくり、中はしっとりと焼き上げたココナッツ風味のダックワーズを土台に、いちごとラズベリーのコンポートがほどよい酸味を添え、全体の甘さを美しく引き締めています。アルコール不使用なので、幅広い年代で楽しめる一品でもあります。
予約期間:2025年10月25日(土)~12月14日(日)
予約方法:公式サイトにてオンライン予約
https://www.tablecheck.com/ja/fairmont-tokyo-vuemer-pickup/reserve/landing?menu_lists=68b8e7b9d4d2d889d3320b1f
美しさと味わいに心奪われる特別な存在のクリスマスケーキ。ぜひ早めに予約して、素敵な聖夜を過ごしてみませんか?
text:YOSHIMI HASHIMOTO