パリにある、世界屈指の近現代美術コレクションを誇るポンピドゥーセンター。そこに数多く収蔵されているキュビスムの重要作品が来日! しかも50点以上が日本初出品です。キュビスムとは、20世紀初頭にパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックが生み出した、西洋美術における美の革命。1908年、ブラックの風景画が「キューブ(立方体)」と評されたことが由来です。幾何学的な形によって画面を構成し、新たな視覚表現の可能性をもたらしました。50年ぶりに開かれる大キュビスム展、絵画ファンじゃなくとも必見です。
「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」
国立西洋美術館 東京都台東区上野公園7-7
開催中~2024年1月28日
(2024年3月20日~7月7日に京都市京セラ美術館)
料金:一般:¥2,200、大学生:¥1,400、高校生:¥1,000、中学生以下無料
https://cubisme.exhn.jp
text:ERI NAKAO
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