「日展」という名称は有名ですが、実際の展示作品はみたことがないという人も多いのでは。日展は日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門からなる新作約3,000点が一堂に会する、世界でも類を見ない総合公募展なのです。
今年で118年目を迎える日展は、東山魁夷や黒田清輝、朝倉文夫ら名作家を輩出してきた歴史ある美術団体。全国から集まった精鋭の作品が六本木・国立新美術館を皮切りに、京都、名古屋、大阪、安曇野、金沢の5会場を巡回します。
伝統と現代が交差する会場で、五感で味わう日本の美の新しい出会いが楽しめます。
日展理事長でもあり、金工作家の宮田亮平氏の「シュプリンゲン25-2」など、日本の芸術家の渾身の最新作が集結。芸術の秋、国立美術館の中で芸術時間にはまってみては。
宮田亮平 シュプリンゲン25-2 第118回日展出品作
■開催概要
会期 2025年10月31日(金)~2025年11月23日(日・祝)
会場 国立新美術館
住所 東京都港区六本木7-22-2
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 火曜日
観覧料 一般 1,400円 毎日16~18時の時間限定で一般600円
前売券・団体券(予約制) 一般 1,200円
※学生(高校生・大学生)は無料。入り口で学生証を要提示
※小・中学生は無料
※団体券は20名以上。20枚購入につき招待券1枚を進呈
※前売券は、チケットぴあ、ローソンチケット、ファミリーマート店内Famiポート、CNプレイガイドほか、主要プレイガイド、デパート友の会、画廊、画材店などで発売。(前売券販売期間:10月1日~10月30日)
※日展ウェブサイトからも購入できます
03-3823-5701(日展事務局)
text:UMI TSUKINO
2025.11.03