国内外で数々の賞を獲得している若手シェフのホープ一之瀬 愛衣氏と、フランスのラグジュアリーテーブルウェアブランド「ILAKÉ（イラケ）」のクローズドイベントが、先日代官山フォレストゲートで開催されました。
「ILAKÉ」は、今年10月に日本で販売開始された、ハンドメイドのガラスプレートブランドです。アルプスのアトリエで２人の女性職人が手がけるプレートは、自然や植物をモチーフにした透明感溢れるデザインと、料理の表現力を引き立てるオーダーメイド仕様が特徴。アラン・デュカス氏やミシェル・ブラス氏など、世界のトップシェフにも愛用されています。
一之瀬氏と「ILAKÉ」の共通点は、自然をこよなく愛する心。子供の頃から自然に触れる機会が多かったという一之瀬氏は、世界各国の自然を体験できる旅行も大好き。フランスを訪れた際、現地の三つ星レストランで出会った「ILAKÉ」に、惚れ込んだそう。「磨りガラスの繊細な質感はもちろん、そこに描かれたアルプスの自然がとても美しくて。ぜひ使わせて欲しいとアルプスのアトリエに連絡をしたところ、ご縁がつながって今回のイベントを開催することができました」
今回のイベントでは、つい先日旅したギリシャやイタリアをイメージした料理を創作。「前菜には、ギリシャでお料理教室に行ったときに習ったチーズとヨーグルトのソースを使いました。こちらの春巻き仕立てには、イタリアのアマルフィという街の伝統的な魚醤、コルトゥーラとレモンの香りをつけています。アマルフィの街は磯の香りとレモンの香りがとても印象的で。その雰囲気を、お客さんにもお伝えしたいと思ったんです」ユーザーのためにひとつひとつ手づくりしている「ILAKÉ」のプレートと、世界の景色や文化をゲストと共有すべく丁寧に仕上げた一之瀬氏の作品。今後も機会があれば新たなイベントを企画するというので、お楽しみに。
ILAKÉhttps://www.ilake-jp.com/一之瀬 愛衣氏https://www.ai-ichinose.me/text：YUMIKO KAZAMA
2024.12.25
