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五世大木平藏《岩﨑家雛人形》のうち内裏雛 昭和時代初期(20世紀)/静嘉堂文庫美術館蔵
3月3日は桃の節句、ひな祭り。女の子の成長を喜び末長い幸せを願って、ひなあられを食べたり、白酒を飲んでお祝いする行事です。何より可愛らしいお顔をしたひな人形は、ひな祭りを象徴する装飾品として、昔から各家庭で大切にされてきました。静嘉堂文庫美術館では、三菱第四代社長、岩﨑小彌太が孝子夫人のためにし誂えた「岩﨑家雛人形」を始め、人形や絵巻物、打掛など岩崎家ゆかりの優美な品々を展示する展覧会を開催します。当時のにぎやかで華やかなひな祭りの様子を思い浮かべながら、見事な工芸品の美しさを堪能しましょう。
「岩﨑家のお雛さま」展
静嘉堂文庫美術館/東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
2月17日(土)~3月31日(日)
開館時間:10:00 17:00、入館は閉館時間の 30 分前ま で
(毎週土曜日は 18 :00 まで開館、第 4 水曜日は 20 :00 まで開館)
休館:月曜日(祝休日は開館し翌平日休館)
入館料:一般 ¥1,500、大学・高校生 ¥1,000、中学生以下は無料
静嘉堂文庫美術館
https://www.seikado.or.jp/
text:YUMIKO KAZAMA
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