19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの印象派画家クロード・モネの展覧会が、上野の国立西洋美術館で開催されています。今回鑑賞できる作品の中でも中心となっているのは、連作<睡蓮>の数々。<睡蓮>は、モネが晩年を過ごしたジヴェルニーの自宅庭園を題材にした連作です。水面に映る光の揺らぎ、時間や季節の移ろいで変化する色彩、その瞬間瞬間の美しさを捉えた、印象派らしい作品と言えます。日本においては過去最大の規模とされるモネの<睡蓮>が一堂に会する機会を、ぜひお見逃しなく。
国立西洋美術館 企画展「モネ 睡蓮のとき」
2025年2月11日祝日、火曜まで開催中
https://www.ntv.co.jp/monet2024/
国立西洋美術館
https://www.nmwa.go.jp
text:YUMIKO KAZAMA