SKIN REJUVENATION
ミスター慶応医学部 Dr.牧野のビューティ塾 Vol.5 やつれず続けられるダイエット「5つの習慣」
そろそろ誰もが「ダイエットを頑張ろう!」と思い始める時季ですね。今頃から4月に向けてスポーツジムの新規会員も増えるそうです。今回は、ジムに行かずともまずは手軽にできるダイエット法を教えていただきました。
☆お悩み
春に向けてダイエットしなくちゃとは思うものの「食べる量を減らす」という食事制限は辛くて嫌だししかも顔がやつれがち。運動は続かないのが毎度のこと。
そんな私に牧野先生おすすめの生活習慣を教えていただきたいです。
1日1回これをやるといい、毎日これを食べる(飲む)といいとか、そのタイミングなど美と健康に役立つ習慣をいくつか具体的に教えて欲しいです。
★ANSWER
ダイエットは多くの人が気にする問題ですね。食事制限や激しい運動に頼らず、日々の生活習慣を少し変えるだけで効果的にダイエットできる方法をいくつかご紹介します。
<食事に関する習慣>
1. 朝食をしっかり摂る
朝食をしっかり摂ることは、代謝を活性化し、1日のエネルギー消費を高めるのに効果的です。しっかりとはいっても、たくさん食べるという意味ではありません。以下のものを含めるなど、美容と健康につながる食材を選びましょう。
トマト…毎朝、酢とオリーブオイルで食べると良いです
ヨーグルト…腸内環境を整え、免疫機能の改善に役立ちます
納豆…血をサラサラにする効果があります
2.食後すぐに軽い運動をする
食後すぐの運動は血糖値の上昇を抑え、脂肪がつきにくくなります。
おすすめの運動はこの2つ。
食後20分のウォーキング
食後に10回×3セットのスクワット
このような軽い運動を習慣化すると、ダイエット効果が期待できます。
私の場合は朝の通勤時にエスカレーターを使わず、必ず階段を上り下りするようにしています。
<飲み物に関する習慣>
3. 白湯を飲む
朝起きてすぐに白湯を飲むことで、代謝が上がり、体内の老廃物の排出を促進します。
4. 食事前に水を飲む
食事の前に水を飲むことで、満腹感が得られ、過食を防ぐことができます。
<生活習慣全般>
5. 十分な睡眠をとる
6〜9時間の良質な睡眠をとることが重要です。睡眠不足は食欲を増進させるホルモンの分泌を促し、太りやすくなる可能性があります。
これらの習慣をできることから取り入れていくことで、無理なく健康的にダイエットすることができます。やつれて見えるような急激な変化を求めるのではなく、長期的な視点で生活習慣を改善していくことが大切です。また、個人の体質や生活スタイルに合わせて調整することも重要です。健康的なダイエットは、美しさと健康の両方を手に入れる近道となるでしょう。
日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
日本乳癌学会 正会員
JSKINクリニック代表 形成外科専門医
慶應義塾大学医学部 形成外科 助教
牧野 潤 / Jun Makino, MD.
2015年3月 慶應義塾大学医学部卒業
(在学中にシンガポール国立大学医学部留学)
2015年-2017年 株式会社ボストンコンサルティンググループ勤務
2017年-2019年 都内総合病院にて初期臨床研修修了
2019年4月 慶應義塾大学医学部 形成外科教室入局
慶應義塾大学病院形成外科及び医局関連病院(埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科、太田記念病院形成外科など)にて勤務
2023年4月より 慶應義塾大学医学部 形成外科 助教(日本形成外科学会専門医)
2024年6月 慶應義塾大学病院美容医療外来 立ち上げ
現在に至る
JSKINクリニック
03-6820-0627
東京都中央区新富1-15-3 新富・ミハマビル5F
https://jskinclinic.com/
text:AYAKO TAKAHASHI
2025.03.26