FOOD
都田恵理子の BEAUTY RAW FOOD KITCHEN #7
普段忙しくてなかなかゆっくり料理ができないSENLY世代のひとも手軽にキレイになれるための栄養素を体の中からチャージしながら食する事を楽しめるローフードは、まさにベスト。「そもそもローフードって美味しいの?」「野菜ばかりで味気なく物足りなさそう」などのイメージを払拭してくれる、カラフルで満足度の高い美味しいローフードをローフードマイスターとして活躍中の都田恵理子さんが、大人のためのローフード・レシピを公開!
What’s RAW FOOD?
酵素栄養学に基づいてなるべく食材の栄養素を壊さずに、効率よく摂る非加熱の調理。(48度以上の加熱処理をしない)野菜中心で、基本的に肉、魚、乳製品を使わないヴィーガンフードの一種。体内の消化がスムーズになり、脂肪を貯めこまずにエネルギーに変えられる働きをする。心身を美しいバランスに整えることができることから、健康に敏感なセレブを始め、世界中で注目されている食のスタイル。
vol.7
ココロもカラダもあったまる、大人のジンジャーシロップ
カンタン、オイシイ、スパイシー!
スペシャルドリンクで寒い冬を乗り越えよう
厳しい寒さが続くと、活動する気持ちが萎えてしまいますよね。そんなときにおすすめするのは、体をぽかぽかに温める食材の組み合わせ。今回ご紹介するのは、生のしょうがとレモン、スパイスをはちみつにそのまま漬け込むだけで、簡単にできるジンジャーシロップです。
ERIKO’S VOICE
「コクのあるジンジャーシロップにする場合は、はちみつの量を多めにすると良いでしょう。漬けたレモンやしょうがは、薄く刻んでドリンクやヨーグルトに混ぜると最後までおいしくいただけます。輸入のレモンは防カビ剤や防腐剤を使っていないものを選ぶのがおすすめ。皮の付着物が気になるときは、適量の塩を手に取り、揉むようにこすって水洗いすると汚れが落ち、色や香りがアップします」
【効果について】
生薬とスパイスは、体の内部から温める効果や整腸が期待できる身近なスーパーフード。熱湯を注いで体を温めるホットジンジャーレモン、水や炭酸で割る爽やかなジンジャーエールでスパイスの味と香味も楽しめます。
【注目する成分】
ビタミンC(レモン):美容効果やかぜの予防に役立ちます。
ジンロゲン(しょうが):強い辛みには血行を促進し、体を温める作用があります。
【材料】※出来上がり目安:大さじ10ほど
しょうが 100g
レモン 1個
はちみつ 150g
クローブ 10~12個
シナモンスティック 1本
【HOW TO RECIPE】

1.しょうがは、皮や泥をかんでいるところを流水で丁寧に洗い、2〜3mmの厚さにスライスする。
2.レモンは、流水でよく洗い、3〜4mmの厚さに薄くスライスする。
3.清潔なビン容器にしょうがとレモンを入れ、はちみつを注いで、クローブとシナモンスティックを加える。
4.密閉して常温で一晩置き、出来上がったら冷蔵保存して5日以内に飲む。
【PROFILE】

ローフードマイスター・PR
都田恵理子
日本の先駆けとなるオーガニックコスメブランドで10年間PRを経験。多忙による体調不良から食生活を見直し、ローフードを取り入れたことで体質が改善。酵素栄養学を学ぶRAW FOODマイスター1級を取得。現在はファッション誌などで、食&美容の情報を発信。感度が高い都田さんがつくるギルティフリーで、見ためも美しくおいしいローフードの魅力を体験できるお料理レッスンも開催。洗練されたテーブルコーディネートにも注目。
Instagram:@erikomiyakoda
photo:ERIKO MIYAKODA
interview/text:MIYUKI NEZASA
2025.02.28