忙しくてなかなかゆっくり料理ができないSENLY世代のひとも手軽にキレイになれるための栄養素を体の中からチャージしながら食する事を楽しめるローフードは、まさにベスト。「そもそもローフードって美味しいの?」「野菜ばかりで味気なく物足りなさそう」などのイメージを払拭してくれる、カラフルで満足度の高い美味しいローフードを
ローフードマイスターとして活躍中の都田恵理子さんが、大人のためのローフード・レシピを公開!
What’s RAW FOOD?
酵素栄養学に基づいてなるべく食材の栄養素を壊さずに、効率よく摂る非加熱の調理。(48度以上の加熱処理をしない)野菜中心で、基本的に肉、魚、乳製品を使わないヴィーガンフードの一種。体内の消化がスムーズになり、脂肪を貯めこまずにエネルギーに変えられる働きをする。心身を美しいバランスに整えることができることから、健康に敏感なセレブを始め、世界中で注目されている食のスタイル。
vol.9
野菜不足を解消!
飲むサラダ”りんごとにんじんのジュース”
食物繊維たっぷりの
生ジュースで心と身体をリフレッシュ

待ち望んでいた春を迎え、いよいよ新年度スタートの季節。
いつもより、少し緊張感を秘めながらも
新しい気分で生活をリスタートできる絶好のシーズンです。
ただ春は花粉症に悩まされ、憂鬱な気分で過ごす人も多いのも事実。
だからこそ、腸内環境を整える食生活を改めて意識してみて。
腸には、免疫をつかさどる免疫細胞が集中しているので
腸の状態を良くすることが、免疫力を向上させることにも繋がっていきます。
何かとバタバタしがちな時期なので、どうしても食事も不規則になりがち。
そんなときは、お守り的なドリンクを取り入れてみて。
ERIKO’S VOICE
「緑黄色野菜と果物の飲みやすい生ジュースです。皮膚や粘膜を丈夫にするにんじん、整腸作用を保つ食物繊維をたくさん含むりんごの組み合わせは、まさに、野菜不足を解消してくれる飲むサラダです。にんじんは、独特のクセが気になる方もいると思いますが、りんごとレモンをプラスしていることで、さっぱりと飲みやすくなっています。忙しい朝の食事、ダイエット中の間食におすすめです」
【効果について】
生のにんじんには、ビタミンCを破壊する酵素が含まれますが、それを防ぐレモンの酸により、酵素の働きを抑えます。りんごは、体内を弱アルカリに保ち、自然治癒力を高めるとも言われ、腸のトラブル、疲労回復、美肌力の維持に欠かせない果物です。
【注目する成分】
ペクチン:腸内の善玉菌を増やして便通を整える。
β-カロテン:キャロットの語源「カロテン」、鮮やかな色素には美肌を保つ作用がある。

【材料 ※2人分】
にんじん 1本
りんご 1個
レモン果汁 小さじ1
水 200ml
【HOW TO RECIPE】

1.りんごは、皮をむいて芯を取り除き、適当な大きさにカットする。
2.にんじんは、皮をむいて適当な大きさにカットする。
3.(1)(2)、レモン果汁、水をブレンダーに入れ、なめらかになるまで撹拌する。
【PROFILE】
ローフードマイスター・PR
都田恵理子
日本の先駆けとなるオーガニックコスメブランドで10年間PRを経験。多忙による体調不良から食生活を見直し、ローフードを取り入れたことで体質が改善。酵素栄養学を学ぶRAW FOODマイスター1級を取得。現在はファッション誌などで、食&美容の情報を発信。感度が高い都田さんがつくるギルティフリーで、見ためも美しくおいしいローフードの魅力を体験できるお料理レッスンも開催。洗練されたテーブルコーディネートにも注目。
Instagram:@erikomiyakoda
photo:ERIKO MIYAKODA
interview/text:MIYUKI NEZASA