FOOD
都田恵理子の BEAUTY RAW FOOD KITCHEN #15

忙しくてなかなかゆっくり料理ができないSENLY世代のひとも
手軽にキレイになれるための栄養素を体の中からチャージしながら
食する事を楽しめるローフードは、まさにベスト。
「そもそもローフードって美味しいの?」「野菜ばかりで味気なく物足りなさそう」
などのイメージを払拭してくれる、カラフルで満足度の高い美味しいローフードを
ローフードマイスターとして活躍中の都田恵理子さんが、
大人のためのローフード・レシピを公開!
What’s RAW FOOD?
酵素栄養学に基づいてなるべく食材の栄養素を壊さずに、効率よく摂る非加熱の調理。(48度以上の加熱処理をしない)野菜中心で、基本的に肉、魚、乳製品を使わないヴィーガンフードの一種。体内の消化がスムーズになり、脂肪を貯めこまずにエネルギーに変えられる働きをする。心身を美しいバランスに整えることができることから、健康に敏感な海外セレブを始め、世界中で注目されている食のスタイル。
vol.15
揺らぎやすい秋のはじまりに
桃と甘酒のココナッツ汁粉
夏のダメージがじわじわ響く季節
“秋バテ”にやさしい
ご褒美スイーツ
暦の上ではすでに秋を迎えています。少しずつ暑さも和らいできてはいますが、夏の疲れが残るとともに、今年はまだまだ暑さが長引くことも予想されるようです。この時期特有の不調「秋バテ」は、体調や気分が不安定になりやすく、毎日の食事で徐々に内側から整えるケアが大切になります。
ERIKO’S VOICE
秋は夏の疲れや、気持ちも体も不安定になりやすい季節です。そこでこの時期は手軽ですが体調を整え、栄養と疲労回復をしっかりとサポートするスイーツメニューをご紹介します。食材を選ぶなら、季節の果物や甘酒がぴったりです。 さらに、あんこのやさしい甘さやタピオカのプチプチ食感が癒しを感じさせてくれます。
【効果について】
旬の桃のうっとりするような甘い香りに、疲れがたまった身体にうれしい甘酒と植物性ミルクのココナッツのまろやかさをプラス。砂糖不使用で、自然な甘さだけで仕上げています。古代米の甘酒を使用しましたが、ポリフェノールや食物繊維が豊富で抗酸化作用が高く、美容と健康におすすめです。
【注目する成分】
ビタミンC:桃のビタミンCは、疲労物質を取り除き、疲れた身体をケアするのに役立つ。
食物繊維:甘酒とあんこの食物繊維は、体のむくみを和らげ、満足感が得られやすい。
ポリフェノール:甘酒のポリフェノールは抗酸化作用が高く、美容や健康維持に役立つ。
【材料 ※2人分】
桃(皮と種を外す) 1/2個
甘酒 100ml
ココナッツミルク 100ml
こしあん 小さじ2
タピオカ 10g
【HOW TO RECIPE】
1.桃は薄切りにする。
2.タピオカはお湯で20分茹で、冷水で水切りをする。
3.ボウルで甘酒とココナッツミルクを混ぜ合わせる。
4.器に(2)を注ぎ、桃とこしあん(1皿分:小さじ1)、タピオカを盛る。
5.お好みでミントを飾る。
【PROFILE】
ローフードマイスター・PR
都田恵理子
日本の先駆けとなるオーガニックコスメブランドで10年間PRを経験。多忙による体調不良から食生活を見直し、ローフードを取り入れたことで体質が改善。酵素栄養学を学ぶRAW FOODマイスター1級を取得。現在はファッション誌などで、食&美容の情報を発信。感度が高い都田さんがつくるギルティフリーで、見ためも美しくおいしいローフードの魅力を体験できるお料理レッスンも開催。洗練されたテーブルコーディネートにも注目。
Instagram:@erikomiyakoda
photo:ERIKO MIYAKODA
interview/text:MIYUKI NEZASA