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SENLY★韓流サランヘヨ ~ぷっくりリップが魅力のビョン・ウソク~

ソンジェ背負って走れ

© CJ ENM Studios Co., Ltd. U-NEXTにて独占配信中

アジアのみならず、世界でも話題となっている韓流ドラマ。その主役を演じる俳優たちはファンミーティングを開催すれば、1万人規模のファンが詰めかけるなど、まるでアイドル歌手さながらの人気となっています。そんな俳優たちが出演するドラマや映画。いろいろありすぎて、何から見ていいの? と迷ってしまう方も多いはず。この新連載では、韓国ドラマや映画を数百本観てきたライター橋本が、旬の俳優たちの今見るべきおすすめ作品とともに、その見どころについてもご紹介していきます。演技のうまさはもちろんですが、作品として見ごたえのあるものばかりなので、週末に一気見したくなること間違いなしです。

ソンジェ背負って走れ
© CJ ENM Studios Co., Ltd. U-NEXTにて独占配信中

SENLY★韓流サランヘヨ初回にご紹介するのは、「ソンジェ背負って走れ」。このドラマは、韓国で2024年4月から5月にかけて配信されましたが、クチコミやSNSでその面白さが広がり、韓国では社会現象を巻き起こすほどの人気となりました。その勢いはアジアだけにとどまらず、アメリカ、カナダ、フランス、イギリスをはじめ、世界130カ国あまりで第1位となったほか、アメリカの大手雑誌「TIME」に“今年最高のKドラマ”と絶賛されるほど。日本ではU-NEXTで独占配信され、上半期に配信されたドラマの中でNo.1に輝いたと聞けば、その面白さが気になりますよね。

『ソンジェ背負って走れ』予告編① | 『女神降臨』脚本家がおくる最新ラブロマンス♡ | 4/8 U-NEXT独占配信
© CJ ENM Studios Co., Ltd. U-NEXTにて独占配信中

このドラマは、韓国の人気ドラマ『女神降臨』のイ・シウンが脚本をつとめた全16話のラブロマンス。ある事故で下半身不随となり、生きる希望を失ったイム・ソル(キム・ヘユン)が、ECLIPSEのボーカル、リュ・ソンジェ(ビョン・ウソク)の言葉に救われ、それから彼の熱狂的なファンとなるところから物語が始まります。ところが推しであるソンジェ(ビョン・ウソク)は悩みを抱えていて、ライブ後、不慮の死を遂げるのです。その死を嘆き悲しんだイム・ソル(キム・ヘユン)が、ひょんなことから高校時代にタイムスリップすると、そこではソンジェ(ビョン・ウソク)と同級生という状況に。自分に生きる希望を与えてくれた彼を助けるべく、歴史を変え、彼の死をなんとか食い止めようと孤軍奮闘しながら何度かのタイムスリップを繰り返すのですが、その間の切ないすれ違いやラブロマンス、スリリングなサスペンス、主演のビョン・ウソクとキム・ヘユンの圧巻の演技力も相まって没入感たっぷりに見入ってしまう展開になっているのです。

ソンジェ背負って走れ
© CJ ENM Studios Co., Ltd. U-NEXTにて独占配信中

そして、このドラマが視聴者を惹きつけた最大の魅力は、なんといっても主演のビョン・ウソクと主人公のシンクロ率です。ECLIPSEのボーカルとして、劇中のライブで歌を披露するのですが、モデル出身の美しいビジュアルに加え、圧巻の歌唱力とパフォーマンスは、まるで本物のアイドルと見まがうほど。実年齢32歳ながら高校生役も見事に演じきった彼は、この作品で一躍時の人となり、ビョン・ウソクに沼落ちする人が続出! モデルとしてデビューしたのち、これまで数々のドラマに出演するも8年もの間、主役を射止めることができなかったという苦労人でもあるビョン・ウソク。その彼が、「ソンジェ背負って走れ」という運命の作品に出合ったことで、広告オファーが殺到。番組終了からわずか数か月で、韓国の人気香りコスメ「タンバリンズ」やスキンケアブランド「PHYSIOGEL」に「クリニーク」、家電のLG電子など10本以上の広告に起用され、トップスターの仲間入りを果たしているのも納得です。またタイ、フィリピン、台湾などアジア各国でファンミーティングを開催し、多くのファンを魅了してきたビョン・ウソクは、9月28.29日の2日間、日本でファンミーティングを開催予定。2万人を動員する会場のチケットが完売するほどの人気なので、ますます目が離せません。 

Netflixシリーズ「青春の記録」独占配信中
Netflixシリーズ「青春の記録」独占配信中

そんなビョン・ウソクの作品は、「ソンジェ背負って走れ」以外にも、パク・ボゴムとの共演で話題となった「青春の記録」、美しさとはかなさのある高校生役を演じた映画『20世紀のキミ』もおすすめなので、彼の魅力にどっぷりはまってみませんか?

text:YOSHIMI HASHIMOTO

2024.10.10
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