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SENLY★韓流サランヘヨ #.7 ~「その電話が鳴るとき」が話題! ユ・ヨンソク~

SENLY★韓流サランヘヨ #.7 ~「その電話が鳴るとき」が話題! ユ・ヨンソク~
Netflixシリーズ「その電話が鳴るとき」独占配信中

アジアのみならず、世界でも話題となっている韓流ドラマ。その主役を演じる俳優たちはファンミーティングを開催すれば1万人規模のファンが詰めかけるなど、まるでアイドル歌手さながらの人気となっています。そんな俳優たちが出演するドラマや映画。いろいろありすぎて何から観ていいの?と迷ってしまう方も多いはず。そこでSENLY★韓流サランヘヨでは、旬の俳優とともに、今観るべきおすすめ作品とその見どころについてもご紹介していきます。第7回目にご紹介するのは、ユ・ヨンソクです。
SENLY★韓流サランヘヨ #.7 ~「その電話が鳴るとき」が話題! ユ・ヨンソク~
Netflixシリーズ「賢い医師生活」シーズン1~2独占配信中

ソウル大学で同期だった5人の医師たちが、患者のために日々奮闘するヒューマン医療ドラマとしてNetflixでシーズン1、2が放送された「賢い医師生活」。そのドラマで、やさしい小児外科医アン・ジョンウォンを演じたのがユ・ヨンソクです。観終わった後はロスに陥る人が続出するほど人気を博したこのドラマでは、“仏”のような温厚なキャラクターで、神父志望の敬虔なクリスチャンという役柄を演じた彼は、紳士的かつ柔和な雰囲気も魅力で、この作品をきっかけに彼のファンになったという人も多いのでは?
そんなユ・ヨンソクは、1984年生まれの40歳。高校2年の時、俳優を目指そうと決意。演技学院で俳優の授業を受けていた次期に、2003年の大ヒット映画「オールドボーイ」のオーディションに合格し俳優デビューを果たします。兵役を終え、俳優活動を再開すると、韓国でシンドローム級の人気となった“応答せよ”シリーズの第2弾「応答せよ1994」で大ブレイク。その後も、2016年に放送された医療ドラマ「浪漫ドクター キム・サブ」では、型破りな天才外科医キム・サブ(ハン・ソッキュ)のもとで奮闘する若き医師として登場します。
SENLY★韓流サランヘヨ #.7 ~「その電話が鳴るとき」が話題! ユ・ヨンソク~
「浪漫ドクターキムサブ」©SBS U-NEXTにて配信中

このドラマでは、幼い頃にVIP患者を優先されて病院で父を亡くしたカン・ドンジュ役(ユ・ヨンソク)で登場。命の優先順位が階級によって左右される現実を目の当たりにした悔しさから成功を夢見る外科医に。手術失敗を機に、田舎のトルダム病院に左遷されてしまうのですが、そこで出会ったのが、かつて自分を助けてくれた神の手を持つキム・サブ(ハン・ソッキュ)。野心的だったカン・ドンジュ(ユ・ヨンソク)が、キム・サブに刺激を受けながら、医師としてどう成長していくのかもみものですが、病院を取り巻く人間模様、医療ドラマとしてのクオリティの高さでシーズン1~3まである全シリーズを制覇したくなる秀逸ドラマです。
 
SENLY★韓流サランヘヨ #.7 ~「その電話が鳴るとき」が話題! ユ・ヨンソク~
Netflixシリーズ「その電話が鳴るとき」独占配信中

そしてユ・ヨンソクの最新作として話題となっているのがNetflixで2024年11月~2025年1月に配信されたばかりの「その電話が鳴るとき」です。人気ウェブ小説を原作にしたこのドラマでは、名門政治家一家の息子であり大統領府報道官ペク・サオン役を演じているユ・ヨンソク。手話通訳士で口のきけない妻ホン・ヒジュ(チェ・スビン)と政略結婚して3年目となる仮面夫婦の2人が、誘拐犯からの一本の電話によって、徐々にその関係が変化していく様子をスリリングに描くミステリーロマンスです。このドラマでは、見目麗しく仕事のできるエリート報道官という役柄に合わせるように体形を絞り込み、スーツをパリッと着こなす姿も素敵なユ・ヨンソク。妻とは会話もスキンシップもとらず、冷徹に接するものの、その裏に隠された彼女への思いが事件を機に少しずつ溢れていく様子や政略結婚に隠された予想外の秘密が次々と明らかになっていくので、次はどうなる? とその展開から目が離せなくなります。韓国ドラマは長くて手が出しにくいと感じる人も、このドラマは全12話なので、次は何を観よう…と迷っている方、ぜひチャレンジしてみませんか?

            

【PROFILE】

韓流ライター 橋本嘉美
「冬ソナ」時代から韓国ドラマを見始め、「私の名前はキムサムスン」でヒョンビンにドはまり。以来、イケメン俳優たちの成長を見続けて早20年ですが、これまでに見たドラマや映画、バラエティは数百本以上。韓国俳優たちのファンミフリークでもあるので、彼らの素顔などもご紹介していきます。

text:YOSHIMI HASHIMOTO

2025.02.23
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