皆さまごきげんよう。人生100年時代と言われるなかで折り返し地点に立った今、なんだか古のものに心を惹かれている植松晃士です。なかでもお気に入りは旧暦。なぜかというと明治時代から使われ始めた新暦よりも自然界との調和を感じられるところがいいな~って思うの。今回は街パトから離れて気分のリフレッシュ法について考えてみました。
旧暦を調べてみるといろいろ面白いことがあって、よく耳にする「二十四節気」には季節感が満載!例えば今だったら「もうすぐ啓蟄ね。もうすぐ春の花が咲き始めるんだな~」な~んて意識しながら過ごすと、季節の移り変わりはもちろん、昔の人の営みが想像できたりして面白いの♪それに、「春分を越えたら日が長くなって嬉しいよね」な~んて、お友達との会話の中でもお役立ち。とかくSENLY世代のおしゃべりって老後の話や、病気や親の介護の話など現実感満載な話題に流れがちじゃない? それはそれで大切だけど、散ることのない花が咲き乱れてもキリがないでしょ。そんなときに話題の転換になってくれるのが歳時記や二十四節気など。当たり障りがないうえにみんなが知っていて、しかもほんのりインテリジェンスに季節を感じられるじゃない? だから現実的な渋~い雰囲気を一掃して「もうすぐ春ね♪」みたいな明るい話題にチェンジできるの。
これから先、お友達と病気や薬自慢のおしゃべり会にならないためには、楽しい話題を持っていることが大切。だから僕は若いお友達と積極的に会うようにしてるの。将来どうなるかは別としても将来しかない明るい20代とか、社会的に中トロな脂がのった30代など。彼らとのおしゃべりタイムは今のトレンドや世の中の雰囲気がわかるし、大人の現実からリフレッシュできる貴重な時間。皆さんもスポーツジムのトレーナーさんとか、美容院のスタイリストさんなど若い人と触れ合う機会はちょいちょいあるでしょ? そういう時間も自分の若返りチャンスととらえて積極的におしゃべりしてみて。自分と違う価値観や世界観に触れることで、世の中がちょっと新鮮に見えてくるかもよ♪
text:AYAKO TAKAHASHI